舌がん・口腔がんセルフチェック
こんにちは!
秦野市渋沢のいわた歯科で研修中のもみじです。
お口に違和感があるけど、これって歯医者さんに行くべき?と悩む症状が出ることはありますか?
こんな事で相談していいのかと悩んでしまって、結局はそのままにしてしまうことも多いのではないでしょうか。
しかし!些細に思える症状の中にも迅速な対応が必要なものもあります。
まずは以下のチェックシートで当てはまるものがないか、セルフチェックしてみてください。
□2週間以上治らない口内炎がある(いつもと違う感じがする)
□歯茎の腫れや出血がある
□歯がぐらついている
□合わない入れ歯をずっと使っている
□舌や口の中の粘膜が白くなっているところがある
□舌が赤くただれている
□舌の表面がザラザラしたり、しこりを感じる
□唇や舌がしびれて開きにくい
□1日に40本以上タバコを吸う
□1日にアルコールを3合以上飲む
ほとんど心当たりがあったら、口腔がんの可能性があるかもしれません…!
口腔がんとは、口の中にできるがんを総称していいます。
舌にできる舌がんは代表的な口腔がんで、口腔がんの半数以上を占めています。
この他、歯ぐきにできる歯肉(しにく)がん、 下あごの歯ぐきと舌に囲まれた部分(口底)にできる口腔底(こうくうてい)がん、上あごにできる硬口蓋(こうこうがい)がん、 頬粘膜(きょうねんまく)がん、口唇(こうしん)がんなど、口腔がんはさまざまな種類があります。
口腔がんに罹患する人の数は、 年間8000人ほど(2016年)で、がん全体の約1%ですが、日本国内のみならず、世界的に見ても、 罹患率、死亡率とも上昇傾向にあります。また女性より男性に多い(男性:女性=3:2)という特徴もあります。
日本口腔外科科学会のサイトでも写真付きでセルフチェックできますので、気になる方はご覧になってみてください。
https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/selfcheck/
もしかかりつけの歯科医院を受診して口腔がんの疑いがあった場合、地域の口腔外科専門医あるいは口腔がん専門医に紹介されることが多いと思います。
いわた歯科ではその場合、東海大学附属病院へ紹介状を書かせていただいています。
口腔がんの予後は一般的に、5年生存率は40%~60%程度、転移は25%程度と言われています。 治療後は、定期的な局所(口腔)、首のリンパ節、肺などの再発・転移チェックのために通院が必要です。
早期発見は健康のためにもお財布のためにも良いことだらけです!
些細なことでもお気軽にご相談くださいね!